WATCH時計
伝統と、挑戦。”究極”を意味するギリシア語"Ω(オメガ)"
オメガの歴史は、1848年、時計師ルイ・ブランがスイス、ラ・ショー・ド・フォンに時計工房を開設した所に始まります。 その後、ビエンヌに工場を移転。当時としては革新的な、部品一つひとつにいたるまでの自社一貫生産体制で操業します。 そして1894年に発表した新型ムーブメントは、当時の時計としては画期的な完成度の高さであり、その時計には”究極”を意味するギリシア語の最終文字"Ωマーク"が冠され、ムーブメントには通し番号が刻まれるようになりました。 1903年には正式社名としてオメガの名を掲げました。 1905年には、高精度の証であるクロノメーター検定で好成績を獲得。それ以降もたくさんの天文台の精度コンクールで一位を獲得しました。その名残は、現在コンステレーションというシリーズの裏側に刻印されている、天文台のマークに見ることができます。 その精度の高さから、1932年からはオリンピックの計時を務め、現在では過去最多の公式計時を務める時計メーカーです。 オメガは精度を追求するだけでなく、極限状態での時計の使用という点にも非常に力を入れており、水中、そして宇宙空間においても、正確に時を刻み続ける時計を作り続けています。 現存する最古のシリーズ名、シーマスターと、そこから派生したスピードマスターに、その歴史をみることができます。 時計が懐中から腕に装着するものへと変化していくにつれ、水やホコリにさらされることが懸念されていましたが、それに対してムーブメントが入った時計を防水用のもう一つのケースに収納して密閉するという角型2重ケース構造を採用。これがオメガのダイバーズウォッチの原点です。1932年のことです。 その後、第2次世界大戦中にイギリス軍の要請で防水時計を製造し、それがシーマスターを生むきっかけになりました。そしてそれをもとに改良を加え、1948年に本格的な防水時計としてシーマスターが完成しました。1970年、フランスの海洋調査研究機関コメックスの深海調査潜水艦ノーチラス号による深海探査「ヤヌス計画」では、シーマスター600を3人のダイバーが着用し、8日間におよび水深250mの環境下で1日4時間使用という耐水圧記録を成し遂げました。 1962年、月世界をめざしていたNASAは、宇宙飛行士用の腕時計の必要性を唱え、宇宙での使用に耐えられる時計を探していました。1964年にNASAの装備品担当官はスピードマスターを含む数点のクロノグラフウォッチを各時計メーカーから調達しましたが、激しいテストに耐え抜いたのは、唯一スピードマスターだけだったのです。 1969年7月20日、月面に降り立った11人の宇宙飛行士が腕に着けていたスピードマスターは”ムーンウォッチ”の称号が与えられ、一躍世界に知られるようになりました。現在でも、スピードマスタープロフェッショナルは宇宙飛行士の標準装備アイテムとして使用され続けています。 オメガは、その歴史において優秀なムーブメントを数多く開発してきましたが、最近では時計師ジョージ・ダニエルズ博士とともにコーアクシャル脱進機とよばれる新しいムーブメントを実用化することに成功。1999年のバーゼルフェアにおいて、その搭載モデルを発表しました。 従来のものに比べて長く安定した精度を保つことができ、オーバーホールのサイクルを引き延ばすことができるこのムーブメントは、現在オメガの主要な時計に搭載されています。
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