カルティエ、時の結晶

現在、国立新美術館にて企画展”カルティエ、時の結晶”が開催されています。

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悠久の時間を経て生成され奇跡的に見出された宝石と、
世界各地の自然物や文化などから着想を得たデザインが、
卓越した職人技術によって結実したカルティエの宝飾——
それはいわば世界の縮図であり、
地球や文明との時空を超えた対話であるといえます。
これまでカルティエは30回以上もの展覧会を開催してきましたが、
初の試みとして、特に1970年代以降の現代作品のデザインに焦点を当て、
カルティエ コレクションとともに展示します。
また、通常は公開されることのない個人所蔵の作品も世界中から厳選。
ある場面では対比的に、
作品と作品の関係性を読み解けるような展示を行います。

上記のコンセプトのもと、カルティエの所蔵する貴重な資料やコレクションを展示する内容となっています。

カルティエは本国フランスでは企業メセナの一環としてカルティエ現代美術財団を運営するなど、ジュエラー、ウォッチメーカーの枠を超えて社会貢献に尽力しています。

普段は製品を通してしか触れることのないカルティエという企業を、別の角度から見ていただくことのできる貴重な機会ではないでしょうか。

また、100年を超えるカルティエの歴史とデザイン文化が現在展開されている製品にも息づいていることを実感していただく機会でもあると思います。

12月16日までの開催となっておりますので、お近くにお越しの際はぜひ国立新美術館”カルティエ、時の結晶”をご覧くださいね。