SIHH2019.vol1 ~カルティエ・ベニュワール~

毎年一月恒例の、スイスジュネーブにて開催される「Salon International de la Haute Horiogenie = 国際高級時計サロン」
当社バイヤーも現地に飛んでおり、速報が飛び込んできておりますので、写真中心でご紹介させていただきます。

まずはカルティエブースから。

カルティエブース エントランス

カルティエブース エントランス

毎年、この華やかで明るい雰囲気のエントランスにたたずむと、新作への期待感にワクワクしてしまいます。

今回のカルティエでは、ニューパンテール、ニューサントスシリーズのラインナップ拡充に加え、なんとベニュワールの復刻デザインが発表されました。

まず本稿では、ベニュワールのご紹介をさせていただきます。

ベニュワールとは

1912年にデザインされて後に“ベニュワール”と名づけられたこのモデルは、様々なフォルムのウォッチを生みだすカルティエの創造性の証です。独創的なラインを描くオーバル型に控えめなエレガンスが漂う“ベニュワール”は、端正な美しさに永遠の気品が宿るカルティエ スタイルの真髄。
~カルティエ公式サイトより~

ステンレス製のモデルが存在しないベニュワールは、当社でも”いつかは”とあこがれる女性スタッフの多い人気モデル。
現在のモデルはスパっと切り落としたような歪みのない面をもつモダンなケースが印象的ですが、今回はよりクラシカルな、以前の形が復刻されることになりました。

曲線を強く意識させるディスプレイ。白一色の世界に、ゴールドオンレザーのエレガントな時計が映える

曲線を強く意識させるディスプレイ。白一色の世界に、ゴールドオンレザーのエレガントな時計が映える


ブラックとゴールドの2色だけの世界。ミステリアスな雰囲気を醸し出します。

ブラックとゴールドの2色だけの世界。ミステリアスな雰囲気を醸し出します。


柔らかな曲面で文字盤を包み込んだケースは、クラシカルかつエレガントな雰囲気を持っています。
ふるくからのカルティエファンの方には、懐かしいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

明るいディスプレイでは優雅な曲面が美しく映え、暗いディスプレイの中では落とす影が少しミステリアスな雰囲気を醸す、気品漂う造形はカルティエならでは。

もちろん、ケース一面にダイヤがセッティングされた、ジュエリーモデルもございます。

煌めくダイヤモンドがまばゆい、ジュエリーモデル。

煌めくダイヤモンドがまばゆい、ジュエリーモデル。


厳選されたダイヤモンドがケース一面にセッティングされたこちらのモデルは、ジュエラーとしてのカルティエを強く感じさせるモデルです。
曲面にダイヤを整然とセッティングするのは、素人目にも高い技術が必要とされるのではないかと思わせます。

待望の復刻となった今回のベニュワールですが、従来の形のモデルも継続して販売されますので、モダンなベニュワールと、クラシカルなベニュワールを選んでいただくことが可能です。

店頭に並ぶ日が待ち遠しいですね。